みなみかぜ文庫 公式WEBメディア

鳥取県出身の学生による団体『みなみかぜ文庫』のWEBメディアです

高校生からの質問・回答集①~文理選択編~ (米子松蔭高校2022イベント)

2022年9月26日、米子松蔭高校にて『みんなの進路選択Lab.』を開催しました。

そこで高校生からいただいた質問に、参加した大学生7人でお答えしていきます!

 

イベントの様子はこちらから

 

文系・理系の選択はどのように決めましたか?

「就職に有利」という、なんとなくのイメージで決めてしまいました。
いざ就活を始めてみると、文系でもうまく就活を進めている人もいれば、理系だけどやりたいことが見つからないという人もいるので、どちらかが「有利」ということはありませんでした。
特に決め手が無ければ、先生の面白さで決めたらいいと思います!
ちなみに広島大学の総合科学部は文系入試・理系入試の両方があります。(H)

 

看護系なら理系に行くべきですか?

入試の科目によります。
偏差値の高い大学になると理科の応用科目が必要になるので、文系を選択しつつ独学で勉強するか、難しい数学もやらないといけない理系を選択するか悩んでいました。
進路の先生や理系科目の先生に相談し、最終的に文系に進むことにしました。
看護の勉強をしていて文理の差を感じたことは一切なく、そこは問題ないです!
比の計算ができればOK。
そもそも高校のとき文理選択がなかった方もいます。(S)

 

理系と文系ではどちらが難しいですか?

こればかりは人によるので、もし「文系/理系の方が難しいんだ!文系/理系を選ぶ人は頭がいい!」といった思い込みを押し付けてくる人がいても聞き流して大丈夫です(H)

 

------------------------------------------------------

今回は「文理選択」に関する質問にお答えしました!

これから「進路選択」「大学生活」に関する質問にも答えていきます◎

次の更新をお楽しみに♪

 

高校生からの質問・回答集①~文理選択編~ (米子松蔭高校2022イベント)

2022年9月26日、米子松蔭高校にて『みんなの進路選択Lab.』を開催しました。

そこで高校生からいただいた質問に、参加した大学生7人でお答えしていきます!

 

イベントの様子はこちらから

 

文系・理系の選択はどのように決めましたか?
「就職に有利」という、なんとなくのイメージで決めてしまいました。
いざ就活を始めてみると、文系でもうまく就活を進めている人もいれば、理系だけどやりたいことが見つからないという人もいるので、どちらかが「有利」ということはありませんでした。
特に決め手が無ければ、先生の面白さで決めたらいいと思います!
ちなみに広島大学の総合科学部は文系入試・理系入試の両方があります。(H)

看護系なら理系に行くべきですか?
入試の科目によります。
偏差値の高い大学になると理科の応用科目が必要になるので、文系を選択しつつ独学で勉強するか、難しい数学もやらないといけない理系を選択するか悩んでいました。
進路の先生や理系科目の先生に相談し、最終的に文系に進むことにしました。
看護の勉強をしていて文理の差を感じたことは一切なく、そこは問題ないです!
比の計算ができればOK。
そもそも高校のとき文理選択がなかった方もいます。(S)

理系と文系ではどちらが難しいですか?
こればかりは人によるので、もし「文系/理系の方が難しいんだ!文系/理系を選ぶ人は頭がいい!」といった思い込みを押し付けてくる人がいても聞き流して大丈夫です(H)

 

今回は「文理選択」に関する質問にお答えしました!

これから「進路選択」「大学生活」に関する質問にも答えていきます◎

次の更新をお楽しみに♪

 

好きなこと・ものから進路を知る「MINA studio」をリリースします

お久しぶりです!

みなみかぜ文庫です!

 

新企画の「MINA studio」(みな すたじお)をリリースすることが決定しました。

 

MINA studio」とは、

 

鳥取県内の高校生や大学生が

好きなこと・ものをきっかけに

「共感する社会人」に出会うことができる

 

そんなコンテンツとなっています。

f:id:MinaMikaze:20220318145408j:plain

 

 

 

MINA studioの特徴

  • 学生2人と社会人1人の座談会コンテンツ
  • テーマは毎回異なる社会人の「好きなこと・もの」
  • ブログ版、映像版を作り、県内の高校・高校生に向けて発信する

県内の働く大人を紹介したメディアは他にもあります。

しかし、私たちがこのような形で情報を発信したい!と考えたのには理由があります。

 

f:id:MinaMikaze:20211218002419p:plain

 

MINA studioを考えたきっかけ

 

きっかけは、「好きなこと・もの」に年齢は関係ないという思いです。

突然ですが、みなさんには「推し」がいますか?

私は大学駅伝やBE:FIRST(アーティスト)が大好きで、SNSでも#大学駅伝、#BE:FIRSTと検索してファンのつぶやきを見ることがあります。

ある時驚いたのが、様々な年齢の人々が「推し」という共通のテーマで盛り上がっているということです。

 

世代を超えて交流する姿を見て、

「高校生が普段イメージしづらい『働く』ということに対しても、

自分と共通の「好きなこと・もの」がある社会人の話なら

自然と興味を持てるのでは?

そして、聞いた社会人の仕事に対するイメージ深まるのでは?

と思い付きました。

 

高校生や学生が

自分と同じ趣味、特技、マイブームなどを持つ社会人の話を聞く

→世代を超えた共感を持つ

→それをきっかけに、その人の仕事にも目が向くのではないか?

また、有名なトーク番組は3人組での座談会形式が多いから、取り入れてみると面白くなるのではないか?

こういった仮説を軸にして色々と試行錯誤した結果、MINA studioが生まれました!

 

MINA studioのこれから

すでに第一弾を収録済みなので、「みんなの進路選択Lab」でも取材記事を公開する予定です。

主に高校の授業で利用する予定の動画教材は、メンバーが頑張って編集をしている途中です!

(動画編集を手軽に学べるツールを知りたい…!)

 

また、MINA studioの対談に出演する学生役を、ぜひ何人かの学生さんにお願いしてみたいと考えています。

 

走り出したばかりの企画ですが、今後に乞うご期待です!

(まき)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなみかぜ文庫メンバー紹介②ハルタさん

鳥取の高校生に進路情報を届ける団体・みなみかぜ文庫のまきです。

 

前回は私の紹介記事が出ていましたが、今回の記事はみなみかぜ文庫の顔!代表のハルタさんの紹介です!

 

ハルタさんを徹底解剖します!(宣言!)

 

人間の創った文化??

f:id:MinaMikaze:20211217201423j:plain

名前:治田遥花

出身:米子東高校

現在:広島大学 総合科学部 総合科学科 人間探求領域 人間文化授業科目群 3年

好きなもの:女性アイドル 犬 エビ料理🦐

 

まき:大学で学んでいることは何ですか?

ハルタ:ひとことで表すと、主に人間の創った文化、人文科学を学んでいるかな!例えば、哲学とか芸術などが当てはまるね~。

まき:幅広く学際的ですね。ちなみに卒論の時期だと思うんですけど、テーマとか何に決めておられますか?

ハルタ:テーマは「性的マイノリティのコミュニティから生まれる文化」だよ。これについては、主に2人の先生に教えてもらっているんよ。

まき:2人の先生とは?

ハルタ:「マイノリティ社会学」っている講義を担当している先生と、学部と独立した機関で「ダイバーシティ研究センター」があるんだけど、そこの先生に教えてもらってる!

まき:そうなんですね!ダイバーシティ研究センターの先生とはどこで出会ったんですか?

ハルタ:2年の頃「ジェンダー学」っていう講義があって、そこで出会った!そこから、先生が開催している読書会に参加させてもらったり、身の回りのことを相談させてもらったりしています。いわゆるゼミっぽい時間かも!

まき:ゼミってまだ決まってないんですか?

ハルタ:配属先は決まっているけど、定期的なミーティングはまだ無いよ。卒論指導は4年生から始まります。

 

鳥取の「なくて当然」が県外では「あって当然」

まき:どうして『みなみかぜ文庫』を作られたんですか?

ハルタ:高校生の頃、大学生の話しが聞きたかったから!でも、そのルーツがあってね…

まき:ルーツとは?

ハルタ:受験直前の日、1人で宿に泊まってたんよね。そこで、広島大学の学生が受験直前お悩み相談会を開催してて、受験のことから、大学生のこと、広島のおすすめスポットまで3時間くらい話してた!

まき:3時間くらい!すごいですね(笑)

ハルタ:その相談会で、高校生と大学生の交流機会の大切さを実感したのかも!あと、大学進学後の発見も大きい!

まき:どんな発見ですか?

ハルタ:県外の子と話してた時に、他の地域では「大学生が身近な存在」って言ってたんだよね!鳥取にいた時は、「大学生が身近じゃないことをあたりまえ」って思ってたんだけど、県外では逆に「大学生がいてあたりまえ」なんだってびっくりしました!

けど、今こうしてみなみかぜ文庫を作って、鳥取の人や身近な人が応援してくれてて、鳥取にいたからこそ出会いに恵まれてるな~って思ってます。☺

f:id:MinaMikaze:20211217234831p:plain

 

コアな部分を守ります!

まき:私が聞くのはおかしいですが(笑)、紹介なのでハルタさんのみなみかぜ文庫での役割を教えてください!

ハルタ:えーっと、コラボできる活動を探したり、広報したり、ポリシーやカルチャーのような「みなみかぜ文庫の核」となる部分を守ったりしているかな!

まき:この前の松蔭の企画ではファシリテーターされてたり、他地域の大学に関する情報を会議の中で発信されたり、ハルタさんがいることで私には莫大な安心感が生まれています。

minamikaze-tottori.hatenablog.jp

 

 

 

 

鳥取にないもの、ないことにされているものを発信したい!

まき:今、みなみかぜ文庫以外ではどんなことをされてますか?また、どんな目標がありますか?

ハルタ:はい!端的に言えば、みなみかぜ文庫も関連してるんだけど鳥取にないもの、ないことにされているものをみんなに知ってもらいたい!」そして、本当にないものを創りたい!

まき:その心は?

ハルタ:例えば、さっきの卒論の話題で「性的マイノリティ」あったよね。広島では、ジェンダーセクシュアリティについて学ぶ場や議論する場があるんだけど、鳥取にはないからそういった場やシステムを創りたいんだよね~。実際にこんなイベントもあって、

「セクガク 性の文化祭」の様子

引用:https://note.com/sekugaku2020/n/n36a52126bf12
学びを通して知り合った人の知り合いの知り合いの紹介…みたいな感じで、オンラインで「性の文化祭」の運営も経験しました。めちゃくちゃ楽しかった!

 

 

東京グラフィティになりたい!

まき:最後に、人生の野望・大学在学中に達成したい目標について教えてください。

ハルタ:人生の野望は…東京グラフィティになりたい!

まき:お?(笑)

ハルタ:厳密には、高校生の時に図書館でこっそり読んでたカルチャー雑誌のような存在になりたい!ある人の世界を広げるきっかけになるような、「あたり前」から自由な世界を知ることができるような存在になりたいと思っています。

同じ日本にあることに驚きを感じるし、その人がみる世界を広げるきっかけになる雑誌だと思ってる!

東京グラフィティ 表紙

引用:https://www.fujisan.co.jp/product/1281683982/b/1397114/
東京なんて行ったこともない高校時代に衝撃を受け、図書室でこっそり読んでいた雑誌。
自分が知らなかったような人々の暮らしが「当たり前」のこととして取り上げられていて、社会の規範って絶対的なものではないのだと学びました。

 

まき:なら、大学在学中に達成したい目標は何ですか?

ハルタ:大学在学中と言っても、あと1年しかないけど(笑)、「みなみかぜ文庫でお金を稼いでみたい!」

まき:そうですよね~。

ハルタ:やりたいことをやった結果、サービスとして売り出したい気持ちがあるな!

もう1つは、学生結婚してみたい!あたりまえを疑う精神で!(笑)

まき:ハルタさんなら全部達成しそうですね(笑)

 

 

さいごに:私(まき)から見たハルタさん

ひとことで言うと、目標とする先輩の1人です。

明るくて肯定的になんでも捉えたり、ハルタさんと話していると新たな発見があったり…私は高校生の頃のクラスや上級生のクラスが少人数で出会える先輩の数も少なかったので、大学入学後において出会えたことに感謝しています!

あと、ハルタさんと話していると、新たなことにチャレンジしてみよう!という気持ちになるのです!(私がチキっていたインターネット関係の発信が、今できているのも関連します!(笑))

 

総括すると、みなみかぜ文庫は、個性豊かってことですね♪

それぞれの個性を認め合う、それは高校での企画やインタビューでも表れています!ぜひ今後も注目してみてください!

 

さて、ハルタさんの紹介どうでしたか?

まだまだメンバー募集しています!みなみかぜ文庫は、自分の個性や特技、好きなことを活かせる場所だと思っているので、ぜひぜひ参加してみてください!

==================

鳥取出身の学生で、
・県外に進学したけれど地元とのつながりを持っておきたい
・地元の教育・キャリアデザインに関わりたい
・プレゼンテーションスキルを磨きたい
・文章を書いてみたい
という方はぜひ一緒に活動しましょう!

docs.google.com

 

執筆者:まき


【高校から就職】高校就活のスケジュールは?何をすればいい?【鳥取県版】


鳥取県に住む高校生のみなさん!

「高校を出てすぐ就職するのと、進学するのは何が違うんだろう?」

「周りはみんな進学するみたいだけど、自分には就職の方が合っているのでは?」

と考えたことはないですか?

今回紹介するのは 県内高校から推薦で就職した先輩の体験談です

進学と就職の違い、就職活動のスケジュールなどを理解して、自身の進路を考えるきっかけにしてください!

 

 

先輩のプロフィール

先輩の写真



名前:あかね さん

学校:県内の高校(商業系)

仕事:社会人4年目 事務系

高校時代:部活を頑張っていました!引退後は駅オンでドーナツ食べたりプリ撮ったりしたのがいい思い出!友だちの電車待ちでお話しするのもたのしかった♡

 

――ちなみに、就職を選んだ理由やきっかけは何ですか?

入学した時点では進学か就職かはまだ決めていませんでした。

簿記やエクセルの使い方など、高校で実践的な分野を学んでいくうちに、せっかく身に付けたスキルを無駄にはしたくない!社会人として自立したい!という思いが強くなりました。

また、大卒就職の厳しさを耳にすることも多く「勉強、サークル、アルバイト、就活をすべて両立することなんてできるのか…?」という不安もありました。

大卒就職は「学生個人対企業」なので、就職活動は自分自身で頑張らなきゃいけない。

一方、高校からの就職だと「高校対企業」型なので、高校からの手厚いサポートを受けながら就職活動ができます。

確実かつ安全に進路を決めたかった私は「高校対企業」型の就職に魅力を感じました!

 

就職活動のスケジュール

f:id:MinaMikaze:20211217234110p:plain

――それでは、あかねさんが経験した就職活動のスケジュールを教えてください!

まず、高3の春〜夏までには「進学か就職か」の意志表示を高校側に伝えます。

7月から夏休みの間に進路室にて求人票の公開が始まるので、それをチェックします。

――夏休み中なんですね!

そうですね。高校は休みだけど、求人票を見に行っていました。

そして9月からは本格的な応募・選考が始まります。

応募企業を第三希望まで決めて高校に提出したあと、先生による校内選考があります。

――校内選考では何を見られるのでしょうか?

おそらく普段の生活態度や成績、あとは部活などでの実績です。

校内選考を経て応募先が決まると、すぐに面接練習を始めます。

――企業との面接はすぐに始まるのですか?

そうですね。私の場合は9月中にもう面接がありました。

企業によって異なりますが、大体は9〜10月のうちに行われます。

――ちなみに内定(高校卒業後に雇用することを企業が約束すること)はいつ通知されました…?

私の場合は面接が終わったあとすぐ、その場で内定をいただきました。

――その場でもらえることもあるんですね!では、その時点であかねさんの就活は終了したということですか?

はい。9〜10月という早い段階で進路が決まるのも、高校就活ならではです!


高校就活のスケジュール

引用:https://jinjib.co.jp/business/schedule

 

就活に向けてやっていたこと

f:id:MinaMikaze:20211217234554p:plain

――高校生活を送る上で、就活に向けて準備していたことはありますか?

高1から高3まで、就職も進学もどちらも選択できるように良い成績をキープすることには力を入れていました。

もしやりたいこと・行きたいところが見つかった時、応募条件に当てはまらなくて諦めざるを得ない…となるのが一番不安だったので、まずは成績が大事かなと!

――具体的にはどのように対策していましたか?

普段の授業を真面目に受けるのはもちろん、授業の一貫で行われる資格取得の勉強もしっかり取り組んでいました。

特定の資格を持っていないと指定校推薦を受けられない大学や企業もあるんですよ。

――高1・高2のうちに他に準備していたことはありましたか?

そうですね… 企業研究とかも授業で触れられる程度で、自らやっていたことは特にないですね。

でも、高2から高3の春休みにかけて、進路室に掲示されている情報はチェックをして、進路室の方々にちょこっと相談するなどのことはしていました。

――ということは、本格的な準備を始めたのは高3からでしょうか?

そうですね!

――なるほど!では、選考を受ける企業が決まってからの対策を教えてください。

卒業生からのアドバイスで「面接では企業のホームページへの理解が問われる」と聞いたので、経営理念や事業内容、実績などをチェックしていました。

f:id:MinaMikaze:20211217234831p:plain

あとは面接の模擬練習ですね。

うちの高校では様々な先生に自分からお願いするシステムでした。

誰と何回練習するかは自由でしたが、私はできるだけいろいろな先生に・何度もお願いするようにしていました。

面接官と年の近い先生方の意見は参考になりましたし、何度も練習すればするほど自信も身についてきました。

一方で、友だちとの面接ごっこは緊張せず気軽に練習できたので、それもよかった笑

いずれにせよ面接練習はたくさんやっておいてよかったなと思います!

 

高校就活を考えている高校生へのアドバイス

――最後に、高校就活を視野に入れている高校生に向けたアドバイスをどうぞ!

就活を進める上で、自分の思いを発信する力がとても重要だと思いました!

面接はもちろん、高校の先生に進路のことを伝えるときも、自分が何を考えているのか・理解しているのかをわかりやすく伝えることが大事です。

「コミュニケーションがニガテ…」という人でも、まずは基本的な挨拶などを頑張るだけでも相手に良い印象を与えることができ、会話がスムーズに進みやすくなるはずです。

一方で、少し後悔していることといえば「もっと多方面に目を向けて進路を選んでもよかったのではないか」ということです。

たとえこれだ!というやりたいことが決まっていても、他のものと比較・検討することで新しい側面が見えることもあるはずです。

ただ、「一人一社制」という高校生ならではの問題がありますからね…

「一人一社制」とは?

高校を介して就職する場合、基本的には同時に複数の企業に応募することができません

鳥取県では「9月中までは一人一社制、10月1日以降一人二社まで応募・推薦を可能とする。」という決まりがあります

 

あとは、やっぱり資格や検定の合格実績はあった方がいいです!

事務として働いてみてわかったのは、エクセルや簿記などの基礎力が日々の業務で役立つということです。

高校生で社会人経験が無いからこそ、資格を持っていることは基礎力があることの客観的な証明になり、ちゃんと仕事に貢献できているのだという自信にもつながります。

実際に面接でも「簿記持ってるんですね!」と好印象を持たれました。

――なるほど。高校での頑張りが「社会人」としての生活でもしっかり生きているんですね!

f:id:MinaMikaze:20211218000110p:plain

まとめ

・就活が始まるのは高3の7月から(求人票の公開開始)

・校内選考に向けた準備と面接に向けた準備が重要

・先輩のオススメは「発信する力」・進路の比較・資格の勉強

 

いかがでしたか?

もし「高校就職を経験した先輩に悩みを相談したい!」という場合は、みなみかぜ文庫のLINE@や連絡フォームにて気軽にお問い合わせください◎




執筆者:ハルタ

みなみかぜ文庫メンバー紹介①まきちゃん

鳥取の高校生に進路情報を届ける団体・みなみかぜ文庫のハルタです。

2021年9月生まれ(多分)のできたて団体ですが、県内高校でイベントをさせてもらったり、色々な企画を作ったりと、なかなかに充実した日々を送っています

今回はそのコアメンバーである一人、まきちゃんの紹介です!

穏やかな優等生系学生かと思いきや、大きな野望とスイーツ愛を秘めているまきちゃんの面白さを多くの人に知ってほしいです!

 

「地域学」はひとことで説明できないです。

f:id:MinaMikaze:20211216140919j:plain



名前:河合真希

出身:米子松蔭高校

現在:鳥取大学 地域学部 地域創造コース 2年 

好きなもの:スイーツ、BE:FIRST、駅伝(推しは青学💚)

 

ハルタ:大学で学んでいることについて、ひとことで表すと?

まきちゃん:うーん、「地域学」ですかね

ハルタ:…「地域学」って何なんだ???

まきちゃん:なんでしょう…地域学はひとことで説明できないですね。

ハルタ:学際系の学部ってことだよね?

まきちゃん:そうです!様々な分野から「地域」を研究するのが地域学の特徴です。

その中でも最近は法律系のゼミに入っています。

ハルタ:2年生からゼミが始まるんだ!早いね

まきちゃん:正式なゼミは3年生から始まるんですけど、自分に合ったゼミを選ぶ準備として「地域創造ゼミ」という形で入らせてもらっています。

ハルタ「ゼミ」とは何か、簡単に説明してもらってもいいかな?

まきちゃん:先生と少人数の学生から構成されるグループで、決められた曜日・時間に集まってゼミを開きます。

他の授業と違うのは、あるテーマに対して・様々な学年の先輩や同級生、そして先生とディスカッションができる点です。

他の授業で幅広い視点を学びながら、ゼミではより専門的な知識や理解を深めることができます。

あと余白の時間に同級生や先輩方、先生と話すのがすごく楽しい!いい場です。



機会が無いなら、自分で作っちゃえばいいんだ!

ハルタ:どうして『みなみかぜ文庫』に参加したの?

まきちゃん:高校生のとき、進路を選ぼうにも何を基準に選べばいいのかわかりませんでした。

それは、高校生が大学生と出会える場が鳥取には無いからだと思ったんです。

ハルタ :確かにそうだよね〜

まきちゃん:例えば「高校生のうちにこれやっといた方がいいよ!」とか「大学生活ってこんな感じだよ!」とか…

そんなちょっとした体験談を聞くだけでも、自身の大学生としての未来をイメージしやすくなるはずなんです。

同じ高校や同じ地域出身の先輩の話であるとなおさらです。

でも、それが鳥取ではできなかった。

じゃあ、いざ大学生になったら自分でそのような機会を作っちゃえばいいんだ!と考えたんです。

ハルタ:実際に高校卒業してすぐ、母校で先輩の進路を紹介するイベントを企画・開催したんでしょう?本当にすごいね!

まきちゃん:そうなんです笑

ハルタ:まきちゃんの行動力にはいつも支えられています笑



人を巻き込むことが得意です。

ハルタ:次に、みなみかぜ文庫におけるまきちゃんの役割を教えてください!

みなみかぜはまだ部署とか明確な役割分担があるわけではないけど、自身が特に責任感を持ってやっていることを教えてね。

まきちゃん:一つが、企画を考えることです。
米子松蔭高校のイベントでは、「学際系学部」をテーマにしよう!とアイデアを出して採用されました

ハルタ:このイベントでやった「ガクフェッショナル」もまきちゃん発だったね!めちゃくちゃ面白かったです笑

米子松蔭のイベントの様子

権利関係に怯えながら、緻密な「ガクフェッショナル」のスライドを作り込んでくれたまきちゃん。そして当日、仕込んだ音は鳴らなかった。

まきちゃん:それから、周りを巻き込むことができるのは私の特技?強み?だと思っています。

ハルタ:このイベントでも「学際系」の学部に所属する友だちを2人誘ってくれたもんね!



人口最小県で”100人インタビュー”を達成したい!

ハルタ:最後に、人生の野望・大学在学中に達成したい目標を教えてください!いつものを聞かせて◎

まきちゃん:はい!これからの人生を通して、鳥取の定住人口を増やしてやるぞ、という野望を持っています、実は。笑

ハルタ:スケールがすごい!

まきちゃん:ふふ笑 というのも、鳥取で育った人も20~30代になるとどんどん県外に出て行ってしまうじゃないですか。

でも、その世代の発言や考え方こそ、鳥取の高校生の進路選択にとても影響を与えるものだと思うんです。

ハルタ:じゃあその20~30代のIターン・Uターンを増やすという野望のために大学生のうちにチャレンジしたいことは?

まきちゃん:実は鳥取の働く人100人インタビュー」という目標があります。

これまでは既存のWEBメディアや学生支援団体の下で30人ほどに取材をさせていただきました。

これからはさらに自身の力で企画やインタビューを実施して、このWEBメディアでも記事を書きたいと思っています。

ハルタ鳥取で働く上でのロールモデルを紹介したいってことだね!

まきちゃん:そうですね!鳥取のメインストリームにはまだ気付かれていないひと・ものをどんどん明るみに出したいんです

ハルタ:ぜひ書いてください!

 

f:id:MinaMikaze:20211216141036j:plain




さいごに:ハルタから見たまきちゃん

鳥取関係のオンラインイベントに参加するたび「あれ?この子前もいたぞ?」と気になったのがまきちゃんとの出会いでした。

話してみると、問題意識や関心がそっくりだとわかり、「絶対一緒に活動しよう!」と宣言してみなみかぜ文庫になりました笑

突っ走ることがニガテ、人を巻き込むことがニガテな自分はまきちゃんの熱意と動ける力に大変助けられています。

そして、二人で喋っているとびっくりするくらいたくさんのアイデアが生まれます!

だからまきちゃんと話せる日がいつも待ち遠しいです。

相乗効果を次々に生み出していくすごい子なので、ぜひ鳥取の大人のみなさんにはインタビューに協力していただけると嬉しいです◎

==================

みなみかぜ文庫では、大学生サポーターを募集しています
鳥取出身の学生で、
・県外に進学したけれど地元とのつながりを持っておきたい
・地元の教育・キャリアデザインに関わりたい
・プレゼンテーションスキルを磨きたい
・文章を書いてみたい
という方はぜひ一緒に活動しましょう!

 

執筆者:ハルタ

 

【高校イベントレポ】米子松蔭高校で「みんなの進路選択Lab.」開催しました

「まだ、進路決めてないな…」

「学びたいことが見つからない…」

この言葉、よく耳にしませんか?特に、高校生の時期!

 

今回、この米子松蔭高校で行った「みんなの進路選択Lab.」。

第1部で「先輩の進路選択ストーリー」

第2部で「学際系学部とは?」

とオンラインイベントでしたが、非常に濃い話しが繰り広げられました!

(振り返ってみると、個人的に高校生の頃聞きたかった話しばかり…!)

 

みんなの進路選択Lab. タイトル



参加した大学生は、全員学んでいることや入試方法は違えど、

共通点として米子市の高校出身、学際系学部っぽい学部にいる!という学生たちでした。

合格体験記を読むことはできても、鳥取県の高校出身者の声が聞ける・ダイレクトに相談ができる機会ってなかなか珍しいことだと思うんです。

 

また、なぜ今回参加の大学生を「学際系学部」所属に限ったのか、

それは高校の段階では学びたいことが見つからないという人でも、大学での学びを通して自分の道を考えることができる学部だと個人的に思っていたからです。

大学生だからこそ、高校生に提示できる選択肢の1つであったのかな~と。

 

学際系学部について詳しく知らない高校生が多い!

事前アンケートの結果、学際系学部について詳しく知っている高校生はかなり少ないことが判明

 

食い入るように高校生も見てたし、最後の質問タイムでも多くの高校生が大学生に質問をしてました!

そこでの場面は、進路相談というよりも、高校生と大学生が楽しく交流しているような場面だったなと。

まさに、その場面は当初から見たかった景色!

治田からは「やりたいことが多すぎる」という子に向けたアドバイスを

1人目は「やりたいことが多すぎる」という子に向けたアドバイス

河合からはAO入試(総合型選抜)の実体験をお話ししました

2人目の学生はAO入試(総合型選抜)の実体験をお話ししました

権代は進路決定〜受験までの詳細な道のりをお伝えしました

3人目の学生は進路決定〜受験までの詳細な道のりをお伝えしました
(資料は紹介できませんが、4人目の学生は国際分野の学びについて話しました)

嬉しい感想もたくさんいただきました!

嬉しい感想もたくさんいただきました!




集合写真



 

高校生にとっても、大学生にとっても、

開催してよかったな~としみじみ思っています。

 

執筆者:まき